■はじめに
KOF2002の華ともいえるシステム、クイック発動。
華麗に発動を決めたくても、タイミングを誤ると通常技が暴発してしまうことがあります。
そこで今回は、KOF2002における技ごとのクイック発動タイミングをフレーム単位で調査しました。この数値を確認することで、各技の発動難易度が数値としてもわかりやすくなり、より効果的な練習ができるようになると思います。
また、KOF2002UMも同じ数値になっていると考えられますので、参考にしていただければ幸いです。
■調査結果
クイック発動の基本条件
- クイック発動可能な猶予 = ヒットストップ + 2F
- 通常技が暴発しない猶予 = クイック発動可能猶予 - 5F
詳細データ
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弱攻撃(ヒットストップ 7F)
- クイック発動猶予:9F
- 暴発しないタイミング:4F
- ヒットストップ:7F
- 調査技:京の屈B
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弱攻撃(ヒットストップ 11F)
- クイック発動猶予:13F
- 暴発しないタイミング:8F
- ヒットストップ:11F
- 調査技:タクマの屈B
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強攻撃
- クイック発動猶予:13F
- 暴発しないタイミング:8F
- ヒットストップ:11F
- 調査技:京の近C
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特殊技
- クイック発動猶予:13F
- 暴発しないタイミング:8F
- ヒットストップ:11F
- 調査技:テリーの3C
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特殊技(例外)
- クイック発動猶予:7F
- 暴発しないタイミング:2F
- ヒットストップ:攻撃側5F、守備側13F
- 調査技:K'の6A、ジョーの3B
考察
- タイミングの簡易性:クイック発動の猶予フレームが長いほど、発動しやすいが、暴発しないタイミングが短くなるほど正確な入力が求められます。
- 例外的なタイミング:一部の特殊技は通常よりも猶予が短く、暴発リスクが高くなるため、特に高い精度の操作が求められます。