■はじめに
前転やジャンプ着地の硬直は、キャラクターが完全に無防備になる状態です。
このような状況では、相手が的確に対応すれば攻撃が確定します。
しかし、相手プレイヤーがミスすることもあるため、そのような場合はリターンを得るために無敵技を使うのも有効です。
相手が攻撃を確定させられなかった場合、無敵技がヒットして反撃を成功させるチャンスがあります。
隙にガード入れ込み:確定しなかった場合ガード
隙に無敵技入れ込み:確定しなかった場合無敵技が出る
KOFシリーズは展開が非常に早いので、相手のミスは十分にありえます。
■注意点:一定以上の相手限定
ただし、この戦略は相手のスキルが一定以上であることが前提です。相手のスキルが低いと、こちらの硬直に対して攻撃を合わせることができないため、無敵技を使用してもただの浪費になってしまうことがあります。
■具体例
KOF2002UM - KUSANAGI
動作: 中JD早出し(空振り)→着地強鬼焼き
解説: 別の意図で出した中JDが空振りに終わった場合、着地後に無敵技の強鬼焼きを使用して、相手が反応しきれなかった場合のフォローを狙います。
KOF2002UM - アンディ
動作: 前転で背後に回り込む→強闇浴びせ蹴り
解説: 前転で端から脱出を試みた際に、相手が隙を見せなかった場合、強闇浴びせ蹴りでのフォローを狙います。この戦術により、相手の反応ミスを突いて反撃を成功させることができます。
KOF98 対庵
動作:屑風を食らった後に無敵技入れ込み
解説:屑風を食らってしまった後、庵が連続技を狙ってきます。そこで無敵技を入れ込むことで、連続技失敗時に割り込むことが可能です。
KOF2002 クラーク
動作:昇り大JCD(空振り)→着地SAB
解説:超古典的な動き。厳密には今回の記事の趣旨とは外れる。相手が中途半端なタイミングで反撃を狙ってきたところにSABが決まる流れ。
■結論
今回の記事では、KOFシリーズにおける無敵技の効果的な使用法について説明しました。特に、隙を利用して相手のミスを突くことで、反撃のチャンスを得る戦略の重要性を解説しています。この記事を参考にして、実戦でのさらなるスキルアップを目指してください。
■補足
・KOF2002UMの無敵技は屈状態の相手に空振りしにくくなったためこのテクニックを活用しやすくなっています。
・無敵技の代わりにコマンド投げでも可能です。ただ、1Fコマンド投げの場合は向きに注意して下さい。
・相手側は安定したい場合は妥協した反撃も重要になります。たとえば、ジャンプ攻撃空振りには空中で攻撃を当てたり、前転には通常投げなどです。